メンバー

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試合結果

大分トリニータ 2 - 0 鹿島アントラーズ
得点: [大分] 57分小塚、80分高澤 [鹿島]

【DAZNハイライト】鹿島アントラーズ vs 大分トリニータ 2020明治安田生命J1リーグ第19節 |トリニータチャンネル Trinita Channel【公式】

今日のMVP

鈴木義宣

大分のファンダイク。
いつも以上のハイパフォーマンスに脱帽。
相手の攻撃の軸のエヴェラウドを封じ、対人の場面でも力強いディフェンス。
クロス対応、シュートブロック…危ない場面に必ず鈴木はいる。
そして、ボールが本当に鈴木に当たる（当たってからのオウンゴールも多い）。
彼のいない大分トリニータは考えられない。

試合の感想

前節、広島戦の敗戦から調子の良い鹿島との戦い…大分が敗戦から良いリアクションを見せるか、そのまま負けるか…。

試合は、序盤は鹿島の前から積極的な守備(ファーストディフェンスの勢いなど)でテンポを作られ、セカンドボールも相手のボランチを中心に拾われ主導権を握られる。
鹿島の選手は、出し手も受け手も前を常に狙っていた。
しかし、意外と攻撃自体は怖くなく、割とエヴェラウドに頼った攻撃だった。
序盤の鹿島の勢いに慣れた＆修正後は、大分も決定機の手前くらいまでのチャンスは作れた。
渡は動きで起点を作るタイプ、鹿島のCBを背負ってのプレー、高さ、フィジカルの前では見せ場を作れず…。
悪くない感触のまま、攻撃に転じる後半へ…。

後半の頭から鹿島はエヴェラウドをチェンジ！！攻撃の脅威はほぼ彼だったから、これが最高だった！…鈴木、グッジョブ！！
大分は、後半立ち上がりからプレスの強度を高め、良い入りをした。
中央を上手く使ってのビルドアップはGOOD。
中央でボールを持てると相手はプレッシャーをかけづらい。当然、サイドも空いてくる。
特に、長谷川は局面を楽にするターン、敵のプレスを外す技術が素晴らしく、最終ラインから引き出したボールをテンポ良くさばいてチームを動かすことが出来ていた。
そんな、長谷川の小出へのサイドチェンジから相手ディフェンスを引き出し、伸びたディフェンスラインの間にこの日シャドーのポジションで輝いていた田中が飛び出し、ドリブルからの最後は小塚のゴールという素晴らしい先制点だった。
最近の前田、この試合の長谷川…ボランチの選手でチームの色が変わる。
やはり、ボランチは重要なポジションだな。
久しぶりに数字という結果が出た小塚だが、ファンタジスタもハードワークしなけらばならないのが現代のサッカー。もう少し強度の高いハードワークが必要なのかもしれないが、アスリートタイプではないので難しいか…違いが出せる選手なので毎試合期待してしまう。
2点目は、しっかりセカンドボールをマイボールにして、チャンスクリエイトマシーン野村のオープンスペースのサイドではなく、ゴールに直結する高澤の方を選択肢したナイススルーパスに痺れた。
高澤も良い動きだしから、最後は体を開いてシュート…ナイスゴールだった。
この日の高澤は、ヘディングで3回連続くらい競り勝つなど躍動していた。
また、途中出場の刀根は、いつもそうだが途中から入っても非常に上手く試合に入ることが出来るので素晴らしい。
強度の高いバトルが行われ、試合結果を左右しかねないCBの位置に入り、それまでの堅牢なチームの守備を維持する形で、良いディフェンスを見せチームの勝利に貢献したと思う。

連敗を止めて、しかも連勝中の鹿島に粘り強く守り、無失点での勝利。
良いゲームだった。
次節も勝利に期待！！