サッカー小僧の蹴りっぱなしBLOG

主にトリニータについて書きます。

第3節 VS G大阪 - AWAY -

メンバー

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試合結果

大分トリニータ 1 - 2 G大阪
得点: [大分] 60分 エンリケ [大阪] 84分 レアンドロ、 94分 宇佐美

今日のMVP

  • ポープ ウィリアム
    結果は2失点してしまったが、何度かナイスセーブを披露。
    また、前線へキックでパスをつなぐ良いプレーもいくつか見せた。
    ピンチにもギャーギャー騒がずにクールにたたずむ姿に好感が持てるし、出続けることで安定感も出てきた気がする。
    今後、セービングが勝利という結果に結びつくことに期待。

試合の感想

6ポイントゲーム、連勝…大分はめちゃくちゃ勝利が欲しかった。

試合は、ガンバのパトリックの高さを生かしたシンプルな攻撃に苦戦。
大分はサイドへのプレスが甘く、クロスも簡単に上げさせてしまった。
また、相手のボランチの26番と6番の攻守においてのポジショニングが上手く、攻撃面では、ボールを受けられない時は、他の味方の選手をフリーにさせるポジションを取ったり、守備時は大分のボランチまでプレスに前に出たりと非常に厄介だった。
勝敗抜きにしても良いゲームではなかった。
しかし、パトリックはスペシャル…。

大分は、長谷川と小林裕紀だとボランチ同士で横並びになる時が多く、もっと段差をつけて欲しかった。
下田が恋しい。
下田と小林裕紀のセットをそろそろ見たい。

井上はクロスの精度の向上に期待。
クロスを上げるまではかなり持っていくことができている。

後半、大分は得点のチャンスを作ったが、中終盤の印象、強度、タレントを上手く生かしたガンバのゲームだった。
受け身になってしまった試合。
呉屋を投入し、2トップにした時、攻撃面はカウンターで得点になりそうな場面が2、3あり、今までに無い迫力は感じたが、2トップを上手く守備で生かしきれず。
2トップが相手のディフェンスラインに対して中途半端な対応。
ガンバのディフェンスラインからパトリックへ良いボールが出てくるので、大分としては2トップが上手く連携してプレッシャーをかけたかった。
しかし、後ろの連動がなかった影響が多々あり。
大分の3-5-2の中盤の中3枚の背後をガンバの中盤に取られていた。
背後を気にするので、3枚はベクトルが後ろ向きになり中盤はずるずる下がってしまう。
すると、FWと中盤の間にスペースが生まれ、FWと中盤、ディフェンスラインが分断された状態になり、コンパクトさを保てなかった。
そうなると、2トップも相手ディフェンスラインにプレスに行かないと良いボール蹴られるし、かと言って前にプレスに行けば後ろにスペースがあり、そこを突かれ、あまり意味のないディフェンスになり、終始後手のネガティブな守備になる…といった感じで、どうプレスにいけば良いのか解決できなかった。
特に、ガンバの宇佐美のところは完全にケアすべき箇所だった。
彼に人をつけるのか、スペースを埋めるのか、システムを変えるのか、過剰に手を打つ必要があった。

また、長沢のところをもっとチェンジを早くしておけば、攻守において前線がどうアクションするか早めに定められていたかもしれない。
長沢の特性(高さ)とこの日のチームの流れが長沢にロングボールを蹴って、そのセカンドを拾ってどうにか…といった攻撃が多かったのを考慮しても、長沢は正直バテてたと思うし、長身の長沢からの裏抜け呉屋といったシンプルな形は惜しいけど、2トップの前線からの守備がほぼ効いていなかったし、交代して欲しかった。
終盤、選手交代は井上→梅崎ではなく、長沢→梅崎で梅崎シャドーの5-4-1とか良かったかな。
梅崎の持ってる力を終盤で生かすには、シャドーでボールを保持してもらうみたいな感じが良かった気もする。
まあ、井上サイドがボコボコにやられていたのもあるか…。
前節の浦和戦の時は、選手間の距離がよくコンパクトさを保ち、特に前半は意図のある前向きの守備が出来ていて、ある程度引いて構えた時間帯も良い感じにゲームを展開できていたが、この試合は、引く気は無いけど引かされているみたいな、解決策が見出せずに、ただ体を張って守り続ける厳しい守備だった。
また、攻撃時は前線で時間を作れるわけではなく、サンドバック状態で失点も時間の問題という後半を過ごした。
このガンバ戦は大分の悪い時っていうのが全面に出た後半でした。
中盤も最終ラインに吸収されそうなくらい重心が後ろすぎて、どこかで起点を作り押し上げる、前向きの守備をするなどどうにかする必要があったが、あんな感じで重心が後ろになり、サンドバック状態になると試合中に立て直すのが難しいのが今の大分。
なかなか、押し込まれた時にラインを上げることができないなー。

結果、2失点で負けてしまった。
勝負にタラレバはないが…長沢のヘディング、呉屋の右足のシュートが入っていれば…ということです。
特に、呉屋はあの決定機は決めなければいけないし、他にもカウンター攻撃の時判断が遅くチャンスを潰してしまったシーンも良くない。
試合を通して、ガンバに対して、ブロック敷いてカウンター、先制点取れたっていうのもあるが、ガンバに対しては、90分間全てまではいかないにせよ、大半の時間ボールを握れるだけの力はあると思うし、そこはチャレンジして欲しかった。
野村の復帰、新戦力などポジティブな面とニュースはあったが…それだけに結果が欲しかった。

次節は勝利に期待!!

NICEポイント(Nポイント)

1N: 好きなプレー、良いプレー
2N: 凄いプレー
3N: 超凄いプレー
* 全て私の独断と偏見で決めております。お許しを。これらの方法は、尊敬しているお笑い芸人ペナルティのワッキーさんのGOODポイントを参考にしております。

  • 1N…8分、ポープ、長沢へナイスボール
  • 1N…22分、ポープ、香川へナイスボール
  • 1N…38分、エンリケ、小林成豪へナイスパス
  • 1N…40分、長谷川、小林成豪へナイスパス
  • 1N…40分、小林成豪、長沢へナイスクロス
  • 1N…51分、ポープ、ナイスセーブ
  • 1N…53分、三竿、町田へナイスボール
  • 1N…53分、町田、スペースへナイスラン
  • 1N…55分、ポープ、町田へナイスボール
  • 1N…77分、小林裕紀、井上へナイスボール
  • 1N…87分、ポープ、ナイスセーブ

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おもしろ・印象的ポイント

* 面白かった・印象的な場面を紹介します。こちらもワッキーさんの方法を参考に...というか真似です。

  • なし

順位表

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最後に一言

オリンピックが終わっちゃう!!
では...全てのフットボールファンへ...GOOD LUCK!!