サッカー小僧の蹴りっぱなしBLOG

主にトリニータについて書きます。

第23節 VS 川崎フロンターレ - HOME -

メンバー

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試合結果

大分トリニータ 0 - 2 川崎フロンターレ
得点: [大分] [川崎] 10分 レアンドロダミアン、 77分 遠野

今日のMVP

  • なし

試合の感想

川崎って強いな…相手のSBを攻略出来るかどうかが大事な試合だった。
大分は新戦力でこの力は向上し、これがチームとしてお互いがリンクしあっていけば良い感じになりそうな感触はあるけど、そんなことやるような時期でも順位でもないよなって、首位相手の敗戦だけど焦りを感じる試合でした。

大分は、川崎に対して3-5-2で挑む。
相手の2CBに2トップでプレス、トップ下の野村が相手のアンカーのシミッチを睨む形で守備を構えた。
試合を通して、川崎のSB、大分のWBの攻防戦がかなりのキーポイントだった。
川崎のSBにフリーで運ばれた場合、自陣深くまで押し込まれかなりキツくなる。
大分は川崎のSBを捕まえることが出来るか、川崎はSBをフリーに出来るか…面白かった。
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大分は、タイミングと狙いが合いチャンスがあればWBが相手のSBにプレスをかけ、ボールを奪う形のあったが大半がそうでは無かった。
WBと3バックのスライドで上手くWBが相手のSBにプレスに行きたかったが、相手の中盤の前2枚の選手が大分のボランチの背後に位置し、大分のCBの1人を食いつかせるようなポジショニング(逆サイドの3トップの一角が来てたりもした。)を取り、そのおかげで上手くWBとCBがスライド出来ずに、相手のSBにプレッシャーをかけられなかった。
川崎は、SBをどうフリーにするかが秀逸だった。
大分が良い形を出せた時、良い時間帯の時は、ほとんどがWBが相手のSBを捕まえた時だった。
攻撃に関しては、相手の2CBがかなり強烈で2トップはほぼ仕事ができなかった。

失点シーン…
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レアンドロはお見事だけど、ポープには止めて欲しかった。
エンリケは、最低限ファーサイドのコースは切っていたので、ニアサイドのシュートは止めて欲しかった。
こういう相手との試合はGKが2、3回はビックセーブをしなければ勝利は厳しくなる。
ポープには大変な仕事だが出来ると期待してるし、やらなきゃいけない。
また、香川のディフェンスがどうだったか…ジェジエウから山根にボールが流れた時は、山根に渡邉が付きに行き、香川は家長を見ていた。
しかし、家長はスルスルと下り、山根とチェンジ。
山根には、渡邉と香川の2枚で対峙する状況になった。
この時の山根と香川の距離感が遠い。
家長と入れ替わったタイミングで切り替えが難しいのもあるが、恐れずに、2枚いるのでもっとアタックに行って良かった。
それと、ドリブルしている最中の山根の目線を見ると完全いダミアンの方を見ている。
ディフェンス時に相手の目を見て、狙いを察知して欲しかった。
ワイドにディフェンスラインを広げられ、その間を上手く使い、ダイレクトでストライカーらしいシュートでゴールしたレアンドロダミアン。
そして、そこに上手くパスを通した山根。
簡単にやられてしまったゴール。
正直、もったいない失点…出来るだけ無失点を保ちながらズルズルと試合を進めたかった。

川崎は、全体の守備、切り替えもレベルが高く、前線からの守備も非常に上手かった。
3トップで大分の3バック+2ボランチを上手くディフェンスしてしまうシーンもあった。
パスコースを切りながらプレッシャーをかける技術の高さ…攻撃力、2CBの守備力が目立つが11人全ての人の守備の技術が高いと感じた。
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後半は、3-4-2-1にしたが、前半の前線の2トップと野村のトップ下…この3枚の攻撃の形が見れなかったのも残念だった。
2トップに相手の2CBがつく、野村が前向きでボールを持てばかなりチャンスになる。
シミッチがかなり守備が強く、ディフェンスライン付近まで下りてボールを受けたり、ボールを受けても相手を背負っていたりと、ほとんど前向きにボールを持たせてくれなかった。
守備では、アンカーのシミッチを見るという明確な役割があり、そんなに迷うことはなかっただけに、攻撃で違いを見せて欲しかった。

後半、大分はシミッチの脇を上手く使うなどし、少し流れと自信を掴みかけ、そこで攻撃的なカードを切って点を取りに行ったが…得点を奪えず。
川崎も交代を使い、中盤の底を2枚にし、大分のシャドーをケアし、トップ下にキープ力のある家長をおいた。
流れを完全にものにしていない中で追加点を奪った川崎と良い流れを掴みかけた中で得点を奪えなかった大分…まだまだ足りないものだらけを痛感。
良い流れでもシュートの前段階かその前までのシーンまで行くが、シュート数にも表れてるように、そこからが遠かった。
そのゾーンでは相手の守備の圧力も高くなり、プレッシャーから自分たちのミスで取られたり、単純に相手のCBの能力が高かったりとシュートに持ち込めなかった。

2失点目のシーン…WB井上の中途半端なプレスが後を引いた。
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あそこで川崎のSBに前を向かれて、家長に縦にパスをつかれ、ボールを受けた家長は前から取りに行こうとしていた大分の高いディフェンスラインの背後へ…そこからは、前向きに勢いを持って多くの川崎の選手がゴール前に入ってきて失点。
大分がかつて得意にしていた擬似カウンターみたいなものをくらった。

後半、大分の中盤が下田、小林裕紀、町田、野村のセットになった時があったが、好みではこのセットがかなり良い。
というか、シーズン最初からこのセットをずっと待ち望んでいた。
WBのセットによって様々な色がつけられそう。
左の香川が貴重な左利きだが、左でクロスを上げるシーンはほとんどなく、ドリブルで突破は期待できない。
守備面では高さの利点はあるが、長谷川とともに守備へのアクションの遅さ、ボールホルダーとの距離の遠さがかなり気になる。
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今後、特に左のWBを今後新加入の選手で可能性を見てみたい。
また、この日ボランチの選手が全く相手のボランチを捕まえることができなかった。
長谷川のボールを取る気のないディフェンス。
飛び込まずにパスコースをカットするディフェンスに特化しすぎて脅威になれない。
相手が上手いということもあるが、プレスの緩さ。
もっと距離を近く、クリーンに激しく。
せめて前を向かせないアグレッシブな守備を期待したいし、長谷川、小林裕紀はボールをもっと受けるべき。
動きながら受けるシーンはほぼ無く、ディフェンスラインで受けるか、顔を出して止まって、相手にコースを消されて…みたいなシーンばかり…ここの向上を求めたい。
もう長谷川に関しては、縦パスは期待していないので守備面での向上を期待することにする。

あとは、坂のビルドアップ能力を生かせなかったのも少し残念だった。
後半は、坂は攻撃時にボランチが中央にいない場合ボランチの位置にポジションを取るなど他のCBには無い積極的な動きを見せた。
技術に自信があるんだろう。
CBとボランチ流動性などもっと見てみたい。

次節は勝利に期待!!

NICEポイント(Nポイント)

1N: 好きなプレー、良いプレー
2N: 凄いプレー
3N: 超凄いプレー
* 全て私の独断と偏見で決めております。お許しを。これらの方法は、尊敬しているお笑い芸人ペナルティのワッキーさんのGOODポイントを参考にしております。

  • 1N…43分、三竿、ナイスターンから香川へパス
  • 1N…50分、三竿、長沢にナイスボール
  • 1N…66分、下田、町田へナイスボール
  • 1N…91分、ポープ、ナイスセーブ

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おもしろ・印象的ポイント

* 面白かった・印象的な場面を紹介します。こちらもワッキーさんの方法を参考に...というか真似です。

  • なし

順位表

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最後に一言

パラリンピック楽しみ!!
では...全てのフットボールファンへ...GOOD LUCK!!