サッカー小僧の蹴りっぱなしBLOG

主にトリニータについて書きます。

第35節 VS G大阪 - HOME -

メンバー

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試合結果

大分トリニータ 2 - 3 G大阪
得点: [大分] 28分 オウンゴール、39分 呉屋 [大阪] 29、53、84分 パトリック

今日のMVP

  • 町田 也真人
    町田選手は本当にスペースを見つける、自分のスペースを確保する動きがめちゃくちゃ上手い。
    それも相手にとって嫌なところのスペース。
    攻守において効果的な働きをしてくれた。

試合の感想

大分の攻撃

立ち上がりからリズムを掴み勢いに乗れた。
ガンバのディフェンスの中途半端さにより、相手のディフェンスで苦労する場面はほぼ無かった。
前からディフェンスに行くならFWのハードワークは必須。
ガンバのFWはあまり守備にパワーを使わないので前からハメにくる感じの時も中途半端になりそこまで脅威にならなかった。

さらに、大分のシャドーのポジショニングが良くて相手のSHがサイドでのディフェンスの際に大分のCBに付くのか、WBに付くのか、どうすれば良いのか迷いがあり、大分は攻撃は自由にできた。
また、ガンバはサイドの攻防でアタッキングサードに押し込まれているので、どうしてもチーム全体、ディフェンスラインが下がる…それと同時に相手ボランチのポジションも下がり、大分のボランチ陣はある程度自由にプレーできた。
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特に左サイドでの攻略が頻繁で、左サイドを4人(三竿、下田、香川、町田)で頻繁にクルクルとポジションを変えながら、空いたスペースに入り相手を上手く攻略。
町田選手のポジショニングが秀逸で、相手のSBが付くのか、CBが付くのか、ボランチが見るのか…と相手を迷わすポジショニングだった。
さらに、町田選手は背後にランニングできるので、相手のSHの10番、SBの27番の守備はカオス状態だった。
相手のボランチは、ディフェンスラインを下げさせられているので、下田選手のポジションまでプレスにいくには、ディフェンスラインの前にスペースを空けすぎてしまうためプレスは出てこれなかった。
俗にいう「チンチンにしてやった」という前半の左サイドだった。

42分の呉屋選手の相手のマークを外す動きは上手かった。

横パスのパススピードを上げたい。
「パススピード」…もうこれは課題。
狙いによってパススピードは変わるが、横パスは主にプレス回避や、相手をズラし、ゴール方向へのパスコースやドリブルのコースを作る作業。
基本もっと速くていい。
横パスの意図に、さらにパススピードを上げ、より意図を濃くし、効果的にしたい。
あとは、縦と横のパスだけではなく、斜めのパスをもっと使いたいし、出し手も受け手もそれを見つけて欲しい。

試合を通して、2点取れたので攻撃面は良かったと思うが、クロスの精度が低かった。
30本のクロスを入れ、数は多かったが、精度がいまいちで追加点に結び付かず…。
攻守においてチームとしてプレーしても最後は選手のクオリティがモノをいうのか…。

大分の守備

3失点…3点取られたら勝てないよ。

試合全体的に攻撃にイケイケになってしまい、ゲームマネジメントが上手くできなかった。

前半終了時点で支配率は60%、ただボールを持ってるだけでなく、ゴールに迫れてる上でのボール支配率であり、試合をコントロールできていた。
その試合内容のわりに被シュート5本、枠内4本と結構打たれていた。

さらに、後半に入ると被シュート13本、枠内1本とコントロールを失った。
2-1とリードし、後半へ入った…やろうと思えば試合はコントロールできたはずだが攻撃に重きを置き出来なかった。
2失点目が早い段階で取られてしまい、勝ち点3を取るために攻撃に出たという理由もあるが…。

しかし、この日の全ては先制点直後に同点弾を取られた場面にあった。
取られた後、「あー、いつもの感じになるのか…」となる。
同点に追いつかれた後も怖気付いたり、極端に気落ちすることなく、失点前の良いリズムを保持しながらゲームを進め2点目を取れたことは素晴らしかったが…得点直後の失点は痛すぎる。

f:id:blue_rose_man:20211110175658g:plain(引用元: 【DAZNハイライト】大分トリニータ VS. ガンバ大阪 2021明治安田生命J1リーグ 第35節 |トリニータチャンネル Trinita Channel【 大分トリニータ 公式】 - YouTube )

羽田選手のパスミス、あそこで無理に繋ごうとした。
前半かなりボールを持てていた分、この日の体に染み込んでるリズムがボールを繋ぐものだったかもしれないが、結果論だがシンプルに呉屋選手へのパスor相手背後へクリアで良かったし、パスの受け手の小出選手はコケていたよ。
さらに、逆サイドの三竿選手と香川選手は羽田選手のボールカットから攻撃がつながると思った感じで、体の向きは相手ゴールに正対し、ラインを上げている感じ。
そして、三竿選手は左サイドの方をチラッと見て何かを確認している素振り…相手にボール奪取されたと気づいた時には、パトリック選手は左腕で三竿選手をガードし、ゴール前へラン…三竿選手は置き去りにされ、パトリック選手は丁寧な上手いシュート。

70分過ぎから、セカンドボールが取れなくなったり、ボールを取れそうな時でも相手にボールが転がったりでマイボールにできずにフラストレーションが溜まる試合展開になり、羽田選手のトラップミスからピンチを招くなど、嫌な流れになった。
2-2というスコア、残り時間の少なさ、勝ち点1では足りない勝ち点3が欲しいチーム状況、これらの要因からの焦り…あえて、試合を落ち着かせるゆっくりさせるプレーが必要だったのかも。

3失点目…

f:id:blue_rose_man:20211110175806g:plain(引用元: 【DAZNハイライト】大分トリニータ VS. ガンバ大阪 2021明治安田生命J1リーグ 第35節 |トリニータチャンネル Trinita Channel【 大分トリニータ 公式】 - YouTube )

人数は足りていたし、ハンドの前のドリブルのところでファウルでも何とか止めたかった。
刀根選手からしたら自分のサイドで1対3のような状況を作られて、可哀想な場面。
ただ、刀根選手のハンドは…まあ、VARもある時代だし、気をつけなきゃです。
あの試合のあの場面で手に当たってしまう…不運とか関係なくて、日頃から様々なことを意識してないだけ。
以前から、手が体から離れてのプレーをよく見たし、いつか大事な場面でそのツケがくるとは思っていた。
手を畳むのも技術、エンリケ選手に学ぼう。

長沢選手投入の意図

長沢選手のシャドー起用はこれまでも多くあったが、結果論、2-1のあの段階での長沢選手の投入は失策だったと言える。

なぜ後半開始から長沢選手を投入したのか(渡邉選手の怪我は考えない)…
交代枠を存分に活用するためにハーフタイムで交代させた。
前半から左サイドからクロスが結構入っていたので、クロスのところで高さのオプションをプラスし、選択肢と可能性を増やしたい狙いと、長沢選手を相手のCBのところでガチに勝負させるのではなく、シャドーのポジションからペナ内に入ることで、勢いとスピードを持って入ることができ、相手もマークしづらい…といった感じか。

とはいえ、あのポジションで快適にプレーできる選手でない。
あそこは、基本的に足元にボールがくるポジションで攻守において2-3メートル範囲でのスピード、俊敏性が欲しいポジション。
長沢選手はこれまでもあのポジションでのボールのさばきなどが雑になりチャンスを潰してしまうシーンもあった。
また、守備面でも、前半切り替えにおいて優位に立っていた分、長沢選手はそこで勝負できるスピードがあるわけではないので、そこの部分で相手優位になってしまった。

ただ、長沢選手が悪いと言うわけではなく、シャドーのところでボールを受けてどうこうするタイプではなく、本来のポジションで勝負させてもらえない状況は、正直、可哀想。

当然、長沢選手のシャドー起用のメリット、デメリット、試合の流れを考えて投入したのだろうが、後半の様子を見て投入する、野村選手の選択肢、2トップ活用での長沢選手…で良かったのでは?
まあ、全ては結果論だけど…残念としか言えない。

次節へ…上手くいってない時こその振る舞い

ここへ来て2連敗…非常に痛いというか、絶望的というか…。
2点取っても3点取られて負ける。
正直、降格するチームの典型。

崩されたわけではないのに失点する。
それを「不運な失点」などと言ったりする。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」…平戸藩の9代藩主の、松浦静山の書いた剣術書「剣談」の中にある言葉…プロ野球監督の野村克也さんがよく言っていた。

不運な失点と言われるもので、審判の誤審による失点とかなら分かる。
だが、それ以外の失点の全ては突き詰めれば防ぐ箇所、やりようがあるもの。
PKの場面もその前のドリブルを潰せば防げた。

だが、何事も上手くいっていない時こそ、どうサポートし、どう振る舞うか。
上手くいってる時に応援するなんて大したことではない。
上手くいっていない時こそだ!
まだ、全然諦めない!!

次節は勝利に期待!!

奇跡の残留計画

残り3試合…目指していた40ポイントは不可能となった。
最大獲得ptである37ポイントを目指す。

  1. 広島(AWAY) → +1 → 0
  2. 湘南(HOME) → 必勝 +3+3
  3. 鳥栖(AWAY) → +1 or 0 → +1
  4. 名古屋(AWAY) → +1 or 0 → 0
  5. セレッソ大阪(HOME) → +3 or +1+3
  6. ベガルタ仙台(HOME) → 必勝 +3+3
  7. 徳島ヴォルティス(AWAY) → 必勝 +3 → +1
  8. アビスパ福岡(AWAY) → 必勝 +3 → 0
  9. G大阪(HOME) → 必勝 +3 → 0
  10. 鹿島アントラーズ(AWAY) → 必勝 +3
  11. 横浜FC(HOME) → 必勝 +3
  12. 柏レイソル(AWAY) → 必勝 +3

やらなきゃいけないことは、非常にシンプルで大分の残留には、3戦全勝(37pt)しかほぼない。
得失点差は、全チームに負けるものと考え、勝ち点のみで勝負する。

3戦全勝(37pt)の場合…
湘南、清水の両方が1勝2敗以下(36pt) → 残留
湘南、清水のどちらかが1勝2敗以下(36pt) and 徳島が2勝1敗以下(36pt) → 残留

大分が3勝せずに2勝1分(35pt)になると、非常に複雑かつ、残留難易度が格段に上がる。
湘南、清水のどちらかか、両方の3敗や、徳島の1勝1分1敗以下、さらに仙台、横浜FCが全勝してきたら上回られてしまう。
これは現実的ではない。

マジで3戦全勝しかない!!!!

NICEポイント(Nポイント)

1N: 好きなプレー、良いプレー
2N: 凄いプレー
3N: 超凄いプレー
* 全て私の独断と偏見で決めております。お許しを。これらの方法は、尊敬しているお笑い芸人ペナルティのワッキーさんのGOODポイントを参考にしております。

  • 1N…4分、香川、羽田へナイスボール
  • 1N…8分、町田背後をつくナイスラン
  • 1N…10分、香川、町田へナイスボール
  • 1N…10分、町田、背後をとるナイスラン
  • 1N…12分、小出、ナイスディフェンス
  • 1N…14分、三竿、香川へナイスボール
  • 1N…17分、下田、香川へナイスボール
  • 1N…26分、町田、ナイスキープ
  • 1N…36分、呉屋ナイス動き出し
  • 1N…36分、小出、呉屋へナイスパス
  • 1N…38分、呉屋、胸でナイスシュート
  • 1N…42分、呉屋、マークを外すナイス動き
  • 1N…42分、小出、ナイスクロス
  • 1N…43分、町田、ナイスチェックの動き
  • 1N…46分、下田、ナイスFK
  • 1N…45分、呉屋、後半立ち上がりからナイスプレス
  • 1N…51分、小出、町田へナイスボール
  • 1N…51分、町田、ナイス動き
  • 1N…67分、高木ナイスセーブ
  • 1N…69分、下田、三竿へナイスボール
  • 1N…73分、長沢、ナイスプレスバック
  • 1N…78分、エンリケ、ナイスブロック
  • 3N…79分、エンリケ、ナイスブロック
  • 1N…87分、ペレイラ、ナイスインターセプト
  • 1N…88分、長沢、ナイスキープ
  • 1N…92分、エンリケ、ナイスディフェンス

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おもしろ・印象的ポイント

* 面白かった・印象的な場面を紹介します。こちらもワッキーさんの方法を参考に...というか真似です。

  • なし

順位表

f:id:blue_rose_man:20211110210924p:plain(引用元: Jリーグ - J1順位表 - スポーツナビ )

最後に一言

背水中の背水すぎるーーーー!!!!背中冷たい!!!!

では...全てのフットボールファンへ...GOOD LUCK!!