サッカー小僧の蹴りっぱなしBLOG

主にトリニータについて書きます。

第21節 VS 清水エスパルス - AWAY -

メンバー

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試合結果

大分トリニータ 0 - 1 清水エスパルス
得点: [大分] [清水] 65分 原

今日のMVP

  • なし

試合の感想

おそらく同じく残留争いをするであろうチームとの対戦、こういう超重要ゲームで勝ち点を持って帰れないと厳しい。
湘南、仙台、柏などなど…勝ち点3を取って、相手に勝ち点を与えない結果が最高だし、それを求められていた。

下田が帰ってきた大分、やはり縦へのパスが増える。
シャドーの動きを見逃さない。
だから、前線は動きやすい。

清水も大分と同様にサイドから得点のチャンスを狙う。
前半は拮抗した感じだったが、後半は相手の試合。
終盤に4-4-2にして、前に人数をかけ、少し大分のペースがきたくらい。
清水は基本4-4-2で試合を遂行したが、3-4-3的になり、3トップで大分の3バックにプレスをかけたり、5バックの形で大分の攻撃を防いだりと良く訓練されていた。

成豪は、出来たら相手ボランチの背中でボールを受けたかったが、少し下りてボールを良く受けさばく、相手ディフェンスラインの背後に飛び出すなど前半は良いアクセントになっていた。
成豪が下りた時に前が手薄になるが、その時に成豪がズラしたスペースを香川が狙うなど、もう少し高い位置を取って、前線に迫力と厚みを出したい。
それがないと、後ろに重たくなるし、アタッキングサードでの迫力が生まれない。

エンリケが左利きなので、どうしても左サイドへの展開がスムーズで多くなる。
そうなると、左CB上夷が右利きなので少しビルドアップ面で可哀想。
どうしても、右でボールを扱いたいから内向きにトラップして、縦への選択肢をトラップで消してしまう。
あと、上夷…もっとボールホルダーとの距離詰めて欲しい。
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大分は、守備はある程度守れるとして、やはり課題は点を取るところ。
かといって守備に改善点が無いわけではなく、点を取ることに少しフォーカスすると、どこでどのようにボールを奪取するか…守備を構えて、5バック+2ボランチの7人で引いて守ってボールを奪取しても、カウンターがかなり苦手な大分は、低い位置から素早くゴールに迫る推進力とアスリート系の能力を備えた選手を持っていないので、出来るだけ高い位置でボールを奪取できたらいいのになとは思う。
カウンターが遂行できず攻撃のやり直し時に、ポゼッションし、相手をズラし、縦パスを入れる…が上手く出来ない。
縦パスを入れられないで、横にパスして、サイドで窮屈になりボールを取られる&ディフェンスライン or GKにバックパス、そこからロングボールをして、ボールを取られる。
ディフェンスラインから長沢に単純にロングボールをし、そのセカンドを拾えという前線の3人…キツく酷なことしてます。
特に、ターゲットは長沢と相手も必ず分かっているので、長沢にはチーム1のDFをつけてくる。
相手も蹴らせてる分、守備は準備万端でセットしてあるので、長沢にはとても難しいミッション…ベルギーのルカクでもだいぶ厳しと思う。

3バック以外の選手には、上手くフリックを使って相手を剥がすプレーももっと見たい。
そのためには、受け手の位置の確認、受け手・出し手の準備、縦・斜め前へのパス、連携などあるが、個人技で1枚相手を抜き去るプレイヤーがいないので、フリックなどダイレクトで局面を楽にするプレーを見たい。

また、下田以外のボランチとCB、WBには一個遠くを見る、そこに出すプレーが欲しい。
例えば、CBからシャドーへの縦パス、斜め前のパスをゴロで。
ボランチからFWへの縦パスをゴロで。
WBから長沢、逆サイドのシャドーにパス
一個遠くに、出来たらグラウンダーでパスをお願いします。

そして、毎回言うが…長谷川、ボールを持ったらまず前を見る意識だけでも欲しい。
すぐ横を見て、横に後ろにパス…怖さゼロのボランチ
両足、使えるのに勿体ない。
長谷川にはミスを恐れずにもっと縦へのパスと勇敢さを要求したい。
試合中も長谷川に対して、前に位置する下田がパスを出せと要求するシーンが何回も見れた。
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安全に横に後ろにのパスばかりで試合を落ち着かせたみたいな無難なプレーばかりされても、その中に前進するパスをどんどん折り混ぜてくれないと…。
サッカーは、点取り合戦…そして、ゴールは前にあるし、ゴールに近いところでプレーするほどゴールの可能性は上がり、そのためには前に行かなきゃいけない。
そして、相手はそれをさせないようにしてくる。
だからこそ、前に運ぶことに価値があるし、それがないと出来ないと勝負にならない。
チームの中央に位置するボランチが横に後ろにばっかりボールをさばいていたら当然チームは前進しないし、全体が後ろに重心が重たくなり、ゴールに迫れない。
長谷川のコンディション、試合勘みたいなのも上がってるように感じるし、期待!!

後半終盤、押し込める時間帯があった。
清水が攻めるよりも守り切ることを選択し、大分としても追いつくために、ある程度バランスを崩して攻めたのもあったが…。
この時間帯は、長谷川が前を意識したプレーがいくつかあり、全体が前を向いてプレーできていた。
ボランチのパス一つ、意識一つでチーム全体の流れが変わる。

20分の攻撃は、最高に良かった。
下田が町田に当てて相手の1人を食いつかす。
食いついた相手は、その勢いのまま前へディフェンスを仕掛ける。
町田からリターンを受けた下田は、上夷へ前を向きやすい気の利いたパス。
前を見れた上夷はフリーになった町田へパス。
その町田からグランダーで長沢へ縦パス、その落としを小林成豪が受け、シュート…縦パスが3本入り、遅攻でもチャンスを作れた。
香川もかなり高い位置が取れており、相手のSBを十分引っ張っていて、町田のフリーを助けた。
また、ボランチの片方の長谷川がシャドー近くの高い位置を取ることで、相手のボランチが長谷川を気にし、町田のところに相手ボランチがディフェンスに行きづらくなった。
香川、長谷川と高い位置にポジショニングすることで町田が快適にプレーできるようになった。
選手がポジションを細かく変え、相手をズラし、ポジショニングで相手を止め、縦パスが入り、多くの選手のベクトルが前を向いた良い攻撃だった。
下田サイドに町田がいた方がいいのでは?
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また、この試合ポジティブだったのは、井上の成長が見られたところ。
ボールをドリブルで運べ、気持ちの面でも戦えていた。
今後にかなり期待。

なかなか課題は解決されない…急にには良くならない…徐々に一歩一歩…もうシーズン半分だけど…。
次節は勝利に期待!!

NICEポイント(Nポイント)

1N: 好きなプレー、良いプレー
2N: 凄いプレー
3N: 超凄いプレー
* 全て私の独断と偏見で決めております。お許しを。これらの方法は、尊敬しているお笑い芸人ペナルティのワッキーさんのGOODポイントを参考にしております。

  • 2N…9分、刀根ナイスブロック
  • 1N…20分、町田、長沢へナイス縦パス
  • 1N…24分、井上ナイス運びのドリブル
  • 1N…34分、エンリケ、長沢へナイスボール
  • 1N…34分、長沢ナイス落とし
  • 1N…62分、下田、小林成豪へナイスパス
  • 1N…64分、井上ナイスクリア
  • 1N…90分、ポープ、ナイスセーブ

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おもしろ・印象的ポイント

* 面白かった・印象的な場面を紹介します。こちらもワッキーさんの方法を参考に...というか真似です。

  • なし

順位表

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最後に一言

呉屋さん、頼みます!!
では...全てのフットボールファンへ...GOOD LUCK!!